私の過去の話(2)『最悪な父』
ヲタク腐女子で人間不信気味の棒人間です。
今回も前回に引き続き、父の話をします。
※楽しい話ではありません。気分を害される可能性がありますので、了承される方のみご覧ください。
※『最悪な父』は明日で完結です。完結後は『人間不信気味ヲタク女の恋愛事情』の続きを公開します。
家で夜ご飯を食べていた時の話です。
その日の夕食はお好み焼きでした。
食卓の真ん中にホットプレートを置き、そこで母がお好み焼きを作ります。
すると父が突然怒りました。
理由は『お好み焼きの作り方が自分と違うから』です。
父は、ベーコンを乗せるのは今じゃないだとか、卵はまだだろと怒鳴った後に、母を壁に追いやり、顔のすぐ横を殴りました。
壁に穴が空きました。
それでも怒りが収まらないのか、怒鳴り続けます。
私と弟はその様子を小さなストーブの裏に隠れて見ていました。
私はなぜかお玉を手に持っていて、「これでパパを殴ってやろうか」と考えていました。
当時、私は小学校低学年です。
殴ったところで敵わないし、下手をすれば殺されると思ったので実行には移しませんでした。
その状況がどう収まったのかは覚えていません。
父はきっと何食わぬ顔で食事を続けたでしょう。
たかがお好み焼きでここまで怒れる父が不思議でしたし、当時の私の目には父が『異常者』にしか見えませんでした。
一体なにがそんなに気に食わなかったんでしょうね。
まだ続きます。
明日で『最悪な父』は完結です。
読んでいただき、ありがとうございました。
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