私の過去の話(3)『最悪な父』
ヲタク腐女子で人間不信気味の棒人間です。
『最悪な父』の話は今回で最後です。
最終回は両親が離婚したきっかけ(と思われる)をお話します。
※楽しい話ではありません。気分を害される可能性がありますので、了承される方のみご覧ください。
あれは私が小学校4年生のときの事です。
その日は休日で、父も家にいました。
母は台所で料理をしていて、私と弟と父はボードゲームをしていたと思います。(うろ覚えですみません)
私と弟は父と遊んでいましたが、その途中で父が何かふざけたのだと思います。
弟が父の頭を「ツッコミ」のように平手でぶちました。
一度目はスルーした父ですが、二度目のツッコミをした瞬間、怒りが爆発しました。
父は弟を叩いて冷蔵庫に押し付け、怒鳴り続けます。
弟が泣いて怖がっている姿を、私はただ見てることしかできませんでした。
これをきっかけに両親は離婚することになったのですが、なぜか離婚を切り出したのは父の方です。
母は女手ひとつで子ども二人を育てられるか悩んでいましたが、最終的には離婚を決めました。
今も昔も、この時の母の判断は正しかったと思いますし、感謝もしています。
でも、こんな父が近くにいたのですから、私の性格が捻じ曲がるのは必然だと思います。
私の中では『男性=父』ですから、どんなに優しそうな人でも「裏の顔があるに違いない。」と思ってしまうのです。
母が父の本性を知っていたら結婚なんてしていないでしょうから、父は『優しい人』を演じていたはずです。
誰にでも裏の顔があるということも、全員が父のように暴力的ではないともわかっています。
でも、暴力的な人かもしれないという可能性が無いわけではありません。
将来結婚する相手が父のような人でも、それを見抜けないかもしれません。
傷つかないように、もっとよく相手を疑って見て、本性を暴かねば。
こうして出来上がったのが、今の人間不信(気味)の私です。
三日間に渡り、このような話にお付き合いいただいて、ありがとうございました。
次回は、『人間不信気味ヲタク女の恋愛事情』の続きです。
長らく恋愛から遠ざかっていた私が、どうやって彼氏を作ったのかをお話します。
よければ、Twitterもご覧ください。
→棒人間@bouningen321